忍者の文化を満喫する旅:伊賀&甲賀のモデルコース

「忍者」という言葉を聞くと、多くの人が神秘的でかっこいい存在を思い浮かべるでしょう。
その本場ともいえる場所が、三重県の伊賀と滋賀県の甲賀です。
この2つの町は、かつて実在した忍びの里として知られ、今も町並みや文化の中にその歴史が息づいています。
本記事では、忍者の町として知られる伊賀・甲賀でしか味わえない郷土料理と、忍者文化を満喫できる旅のモデルコースをご紹介します。
あわせて、東京・大阪・京都で気軽に忍者体験ができる「忍者体験カフェ」についても紹介します。

1. 忍者の故郷を知る ― 伊賀・甲賀の歴史と町歩き

伊賀上野城と伊賀流忍者博物館

伊賀の中心にある伊賀上野城は、別名「白鳳城(はくほうじょう)」と呼ばれる美しい天守が特徴です。
城下町には江戸時代の町割りがそのまま残っており、古き日本の情緒を感じながらゆったりと歩くことができます。
すぐ近くにある伊賀流忍者博物館では、忍者が使っていた道具や、隠し扉などの仕掛け屋敷を見学できます。
スタッフによる忍者ショーもあり、大人から子どもまで楽しめます。
忍者の世界に入り込める体験として人気のスポットです。
なお、忍びの世界には女性の忍者「くのいち」もいました。くのいちの役割についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
伊賀上野城 公式サイト
伊賀流忍者博物館 公式サイト

甲賀の里 忍術村

甲賀市にある甲賀の里 忍術村では、山あいの自然の中で本格的な忍者修行を体験できます。
手裏剣投げ、綱渡り、壁登りなど、実際に身体を使うアクティビティが多数用意されています。
忍者服に着替えて体験できるので、写真映えするだけでなく、忍者の動きを体感できる貴重な時間になるでしょう。
伝統的な家屋や里山の風景が残るこの地域では、まさに「生きた歴史」を感じることができます。
甲賀の里 忍術村 公式サイト

2. ここでしか食べられない郷土グルメ ― 伊賀&甲賀の“味”を堪能

伊賀牛 ― 忍者ゆかりの黒毛和牛

伊賀の名物といえば、やはり伊賀牛です。
伊賀牛とは、黒毛和種の未経産の雌牛のうち、最終飼育地と最も長く肥育された地域が伊賀地域(伊賀市・名張市)で、12カ月以上肥育されたものを指します。
伊賀忍者は戦のときの携行食として干し肉を食べ、体力をつけていたと伝えられており、これが伊賀肉の元祖ともいわれています。
現在では、老舗レストラン「もりつぢ」や「金谷(かなや)」で、伊賀牛のステーキやすき焼きを堪能することができます。
肉質は柔らかく、甘みと旨みがしっかり感じられるのが特徴です。
まさに「忍びの力の源」ともいえる贅沢な一品です。
もりつぢ 公式サイト
金谷 公式サイト

甲賀の伝統味 ― 土山茶と甲賀もち

滋賀県甲賀市は、薬の製造・文化が発達した地域です。
そのため、食においても薬食同源(薬と食べ物の源は同じ)の考え方が根付いています。
中でも有名なのが「甲賀土山(つちやま)茶」で、忍者の時代から、茶は体調を整えるために重要な役割を果たしてきました。旅の途中に、この地で育まれた香り高いお茶で一服するのはおすすめです。
また、地元で作られる「甲賀もち」は、もち米の香ばしさと弾力が特徴です。甲賀町小佐治にある「甲賀もち工房」では、滋賀羽二重もち米を使ったもちを製造しており、「忍者もち」などはお土産にもぴったりです。
どちらも、旅の最後に地元の味をゆっくり楽しみたい方におすすめです。
甲賀もち工房 公式サイト

3. モデル観光ルート ― 半日~一日で巡る忍者とグルメ旅

午前:伊賀エリア

  • 伊賀上野城を見学(約1時間)
  • 伊賀流忍者博物館で忍者体験&忍者ショー鑑賞(約2時間)
  • 「もりつぢ」で伊賀牛グルメを堪能(約1時間)

午後:甲賀エリア

  • 伊賀から甲賀へ車で移動(約40分)
  • 甲賀の里 忍術村で修行体験(約2時間)
  • 甲賀もち工房で甲賀もちを購入(約1時間)
  • 甲賀駅周辺でお土産散策

電車でのアクセスがやや不便なため、レンタカーでこのコースを回ることをおすすめします。
なお、伊賀と甲賀は京都・大阪・奈良からもアクセスが良いため、関西旅行の合間に立ち寄るのもおすすめです。
大阪に宿泊するなら、夜の道頓堀散策もあわせて楽しめます。大阪の夜の過ごし方はこちらの記事で紹介しています。

4. 忍者体験カフェの紹介

伊賀・甲賀まで足を延ばせないときでも、忍者文化に触れられる場所があります。
東京・大阪・京都を訪れる際はぜひ、「忍者体験カフェ」へ足を運んでみてください。
店舗は、大阪、京都、にあり、伊賀・甲賀の帰りに京都や大阪へ立ち寄るのもおすすめです。
ここでは、忍者の衣装を着て、手裏剣・吹き矢・刀の3つの忍者武器修行を体験できます。
もちろん、忍者姿で写真を撮ることもOKです。

衣装は多数の紐でサイズを調整できるので、体の大きな方から小さなお子さままで体格を気にせず着られます。
修行の中でいちばん難しいのは手裏剣です。自身の無い方でもスタッフが丁寧にレクチャーをするので安心です。
いちばん簡単な吹き矢は、3歳くらいのお子さまでも親の補助があれば楽しめます!
滞在時間の目安は、体験のみなら約1時間、食事付きなら約1時間半。お一人での参加でも、スタッフが写真や動画を撮影するので気軽に楽しめます。
忍者カレーや忍術デザートなどの食事メニューに加え、忍術で黒くしたという特製ジンジャーエール「忍者エール」が一番人気のドリンクです。
ハラルやベジタリアン対応のメニューもあるので、海外からのご友人やご家族と一緒でも安心です。
忍者体験カフェ 公式サイト

5. まとめ

伊賀と甲賀は、単なる「忍者観光地」ではなく、日本文化を全身で体験できる町です。
忍者修行を通して身体を動かし、地元の料理を味わえば、旅の思い出もより深く印象に刻まれること間違いなしです。
旅の前に伊賀忍者と甲賀忍者の歴史や流派の違いを知っておくと、より楽しめます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

伊賀と甲賀、2つの忍者の町を巡るこの旅のモデルコースは、日本の伝統と味を心から楽しめる特別な旅になるでしょう。
また、東京・大阪・京都を訪れた際には、忍者体験カフェで忍者文化に触れてみましょう。

私たちについて

この記事でご紹介した忍者体験カフェは、私たちが東京(浅草・原宿)、大阪、京都で運営しています。
伊賀・甲賀で忍者の歴史や文化に触れたあとは、ぜひ当店で実際に忍者修行に挑戦し、旅の続きを楽しんでください。
屋内の施設なので、雨の日でも暑い日・寒い日でも気軽にお越しいただけます。
ご予約はこちらから。